昨日は佐島マリーナでヨットの船底掃除を行ってきました。
この艇は今年9月に一度、船底清掃を実施していますが、今年は海水温が高かった影響で、
- フジツボ
- カキ
- カラス貝
- その他の貝類や海藻
が短期間で船底一面に付着していました。
これは佐島マリーナだけでなく、浦賀・横浜・東京周辺のマリーナでも同様の状況です。
塗料を傷つけない船底掃除が重要
今回のヨットは船底塗料(防汚塗料)がまだ十分に残っている状態でした。
そのため、塗膜を傷つけないことを最優先に、慎重に作業を行いました。
スクレーパーで塗料を削りすぎてしまうと、
その部分から溶解が早く進み、防汚塗料の寿命が短くなります。
さらに、塗膜を傷つけた箇所は次回のフジツボやカキの付着が早まるため、
船底掃除では「落としすぎない」ことがとても重要です。
水温18度、これから新たな付着はほぼ止まります
昨日の佐島周辺の水温は18度でした。
この水温になると、
フジツボ・カキ・カラス貝などの付着生物は、
これから新たに付着・成長することはほぼなくなります。
すでに付いているものは残りますが、
今後増える心配がほとんどない時期に入ったと言えます。
これは浦賀・横浜・東京湾内のマリーナでも同じ傾向です。
年末に船に乗る方は、ぜひ今のうちに
年末にクルージングや回航など、
船に乗る予定がある方は、
今のタイミングで船底掃除を済ませておくことを強くおすすめします。
- これから新たな付着がほぼない
- きれいな状態を年末まで維持できる
- 春先の船底メンテナンスが楽になる
佐島マリーナ、浦賀マリーナ、横浜・東京のマリーナでの
ヨット船底掃除・フジツボ除去・船底クリーニングは、
水温18度前後の「今」が、最も効率の良いベストタイミングです。