昨日、横浜港のマリーナで船底掃除をしてきました。
今回お手伝いしたヨットは、オーナーがとてもきちんと管理をしていて、船底の塗料も非常にきれいに塗られていました。
しかし、ここ最近の水温上昇の影響で、水草や藻、貝類が船底にかなり付着していました。
オーナーも「どんなにこまめに手入れをしても、1ヶ月ほどで付着し始めてしまう」と話しており、海の環境変化が船のメンテナンスの難しさを物語っています。
潜水して船底の掃除をしている最中、顔のすぐ横にオレンジ色の大きなクラゲが現れました。
これは「赤クラゲ」と呼ばれる種類で、正式には「アカクラゲ(Cyanea capillata)」といいます。
赤クラゲは日本の沿岸でも夏から秋にかけてよく見られ、その鮮やかなオレンジ色が特徴です。
触手には強い毒があり、刺されると激しい痛みや皮膚の炎症を引き起こすため注意が必要です。
今回は刺されることなく無事でしたが、海中作業の危険性を改めて実感しました。
これからも横浜港や神奈川県内のマリーナで船底掃除やメンテナンスを続けつつ、安全に配慮した作業を心がけていきたいと思います。