昨日は横浜の某マリーナで、スマホが入ったカバンを水中に落としてしまったというご依頼を受けて、潜水作業に行ってきました。
現場はあいにくの雨模様。水中の透明度は最悪でした。
東京湾・10m超の深場はほぼ視界ゼロ
そもそも東京湾の水中は、深度が10メートルを超えると底質がヘドロになり、たとえ晴れていても透明度は非常に悪いです。
こうなるとライトや視力に頼れず、感覚だけが頼りの「手探り捜索」になります。
手探りのコツは「想像力」と「経験」
潜水士として仕事を始めたばかりの頃は、手探りの感覚がなかなか掴めず、落とし物を見つけるのにかなり苦戦していました。
ですが最近では、「どのように物が沈んでいるか」、「どういう姿勢・向きで着底しているか」など、経験に基づいた想像ができるようになってきました。
たとえば薄いバッグやスマホは、水中でゆらゆらと流されながら沈むことが多いため、底にそのままピタッとあるとは限りません。
わずか10分で発見!スマホ救出成功
今回は捜索開始から約10分ほどで、目標のスマホ入りバッグを無事発見。
お客様にも大変喜んでいただき、こちらもほっと一安心でした。
スマホは自分も2回落としました…
実は私も、これまでに船の乗降時にスマホを2回、水中に落とした経験があります😅
今は「スマホは先に船に置いてから自分が乗る」というルールを決めて、再発防止に努めています。
スマホやカギ、財布などの落とし物水中捜索は、視界よりも「感覚」と「経験」がすべてです。
今後も、確実に・迅速に・安全に対応していきたいと思います。
落とし物・水中引き上げ作業のご依頼も受け付けています
「マリーナでスマホを落としてしまった」「海にカギを落とした」「川に釣り竿を落としてしまった」など、水中捜索・回収作業のご相談もお気軽にどうぞ。
対応エリア:神奈川県・東京都・千葉県・静岡県ほか